接続してきたクライアントがサーバー側にインストールされている MOD, Mutator, Skin 等、ユーザ自身が追加したファイルを持っていなかった場合に、サーバー側がそのファイルをクライアントにダウンロードさせようとするのが原因です。サーバーが実際にその MOD,Mutator,Skin を使用しているかどうかは関係なく起こりますので Rune.ini を編集することによって必要なモノ以外を無効にする必要があります。

Rune の System ディレクトリにある Rune.ini をメモ帳等テキストエディッタで開いてください。[Engine.GameEngine] セクションの下に ServerPackages=... という記述がいくつかあるはずです。

• ServerPackages=Players
• ServerPackages=Runei
• ServerPackages=JunModel (v1.06 以降)
• ServerPackages=HallsOfValhalla (HOV)

上記以外の ServerPackages=... 記述は後から追加した MOD,Mutator,Skin 等に関するものなので、必要なもの以外を無効にすることでこの現象を回避できます。無効にするには該当記述を単純に削除する以外に、その行の先頭に ' (アポストロフィー)を記述する方法があります。後で簡単に元に戻せるこの方法がオススメです。

→参考スクリーンショット(スターウォーズごっこのサーベルマッチ以外無効にした例)

ルーターを使用しているネットワーク環境(NAT/IPマスカレード環境)でサーバーを立てる場合、以下の UDP/TCP ポートをサーバーの PC へフォワード(静的結合)する必要があります。

• 7776
• 7777
• 7778
• 7779
• 7780
• 7781
• 27900

具体的な設定方法はルーターによって異なりますので、ルーターのマニュアルを参照してください。

Rune 起動時の画面でコンソールコマンドの DISCONNECT を実行してタイトル画面を殺しておくことにより、なぜ接続待ちになっているのかの情報を表示させることができます。ファイルのダウンロードが起きている場合はその進行状況が表示されます。

コンソールコマンドの実行方に関してはコンソールコマンド (ローカル)を参照してください。

環境によっては Ctrl+Caps Lock で半角英数字入力と半角カタカナ入力を切り替えられるため、それが原因かと思われます。文字化けしてると思ったら Ctrl+Caps Lock を押しましょう。

サーバー側で使用されている(インストールされている)ファイルとクライアント(接続側)のファイルのヴァージョンが違った場合に発生する問題です。クライアントがそのファイルを持っていなかった場合はダウンロードが行われますが、持っているけどヴァージョンが違う場合はこのエラーが発生して接続できません。と言うわけでこの仕様を逆手にとって、ヴァージョン違いと怒られたファイルを適当な場所に移動して、そのファイルが無いことにしてサーバーに接続しましょう。ファイルのダウンロード後ゲームに参加できます。

この現象で一番ありがちなのが、サーバーの Rune は Ver1.00 でクライアントは Ver1.01 でなおかつサーバーで使用されているマップが DM-HEL.run (Hel is a wacky place) か DM-Thorstadt.run の場合におこる Version Mismatch です。この場合、Rune の Maps ディレクトリから DM-HEL.run と DM-Thorstadt.run を無くした後サーバーに接続すればマップをダウンロード後ゲームに参加できます。単純にそのファイルを削除してしまうとあとで自分でサーバーを立てる時等にそのファイルが使えなくて困ったことになるので、削除せずに適当なディレクトリを作って移動させておき、必要な時に復活させましょう。

by KAZUMiX