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▼スワップの発生を最小限に抑える

どんなにメモリを載せていても Windows はスワップが発生してしまう、と言われている現象を回避できます。Windows ディレクトリにある System.ini というファイルの中の [386Enh] セクションに、以下の設定を追加します。(Win95/98/Me)


ConservativeSwapfileUsage=1

Windows 95/98 の場合は、「ファイル名を指定して実行」で SYSEDIT と実行すれば各設定ファイルが開くので、そこから System.ini を編集してください。(参考画面)

Win Me は SYSEDIT コマンドが無いので、「ファイル名を指定して実行」で NOTEPAD C:\WINDOWS\SYSTEM.INI (C:\WINDOWSにWindows本体をインストールしてある場合)を実行しメモ帳から編集するか、MSCONFIG を実行してシステム設定ユーティリティから編集してください。(参考画面)

Windows 再起動後に設定は有効になります。

Windows は空きメモリを次から次へとファイルキャッシュに割り当て、メモリの空きが無くなるとそのキャッシュを解放すればいいのにスワップを発生させることで空きメモリを確保しようとします。一般的なオフィスアプリ等であればこれでいいのですが、ゲームにおいてはこれが致命的なラグとなることがあります。上記の設定は、このゲーマーにとって不快な振る舞いを行わないようにし、開放できるメモリ(キャッシュ)は開放してスワップの発生を本当に必要な時にのみ行うように抑制します。この設定を行った場合は、MaxFileCache の設定でキャッシュメモリの上限設定を行うことによるスワップ抑制は必要ありません。

▼Rune のゲームエンジンが使用するメモリの設定

Rune メインメニューから Options -> Game -> Advanced Options を選択して、Advanced Options を開きます。ここの Advanced -> Game Engine Settings -> CacheSizeMegs で、Rune のゲームエンジンが使用するキャッシュメモリを設定できます。

デフォルトの値は 4 ですが、メモリを128MB以上搭載している PC では、この値を 80 から 96 の間で設定すればより快適になります。128MB未満の PC では、4 から 16 の間が適当だと思います。

とは言え、Rune 以外に実行しているアプリケーションや常駐ソフトの兼ね合いで最適な値は異なりますので、様々な値を試してみるのがいいでしょう。

by KAZUMiX


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